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​PIYO×LABO vol.2 (4月ライブstyle演劇公演)

『SHOOTING PAIN』

<原作>池亀三太   <脚本・演出>コロ 

「こんなにも皮膚むき出しの生き物だから、人間であることは痛みを伴う毎日だ。」

 

 

 

格闘一家の三男坊として生まれたA君はB君の頭部を空手チョップで傷つけることができるけど、暗殺一家の長男坊として生まれたB君はA君の大事にしていたピカチューの筆箱に卑猥な落書きをしてA君の心に一生消えない傷を負わせることができてしまう。
忘れちゃいけないのは基本的に僕らはむき出しで生まれてきたんだってこと。
それが毎日を重ねる度に、自分を見繕って装って何枚も何枚も特注のオリジナル防護スーツを着こなし戦う勇敢な戦士に成長するのだ。
だけどそんな自分ジャストサイズで完璧だったはずの防護スーツにも見えないところに針の穴くらいの隙間があったりして、ふとした瞬間に誰かにそこを狙いすましたかのようにチクっとされちゃって、軽傷だからって笑ってたらばい菌入って、化膿して、そこから感染症になって、おいおい致命傷だったぞって気付いたときにはもう後の祭り。
そう、祭り。これはある女の子が痛みに鋭敏過ぎて踊り狂ってて、周りもその祭りにあれよあれよと参加させられてしまう物語。
人はいつだって自分の祭りと誰かの祭りを行ったりきたりして忙しく生きている。
思い切って立ち止まってみた奴と、周りを俄然巻き込んで盛大な祭りにした奴。
どいつもこいつも存分に間違えている。

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<会場>花まる学習会王子小劇場 

〒114-0002東京都北区王子1丁目14-4  (TEL)03-3911-8259
 

<staff>

原作:池亀三太 脚本・演出:コロ 作詞作曲:右手愛美 編曲:おかざきめぐみ 振付:maco 振付助手:鹿島田織恵、鶴岡政希 衣装:あずさ 

舞台監督・美術:本郷剛史   照明:富山貴之  音響:高橋秀雄(Entr'acte Inc.)・和田匡史

演出助手:斉藤まあや 宣伝美術:コロ  制作:白猫屋(soyokaze)

<協力>

gull2、御手洗倶楽部、山葉学園~平成10年開校~、株式会社ニューウォーカーズ、演劇集団キャラメルボックス、劇団ヘロヘロQカムパニー、アマヤドリ、アイアンメイメン、Ammo、劇想からまわりえっちゃん、マジメイト、右脳中島オーボラの本妻、あたらしいまち、△プロデュース、AQUA Dream、劇団PU PU Girls、BANZAI JAPAN、Entr'acte Inc.、soyokaze

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